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執筆者の写真管理人

遅ればせながら佐久島スケッチ会の続編

随分時間が経ってしまいましたが、6月の佐久島スケッチ会の続編です。

スケッチ会は6月7日だったのですが、スケッチブック展開催期間中ということで、

魔女メグさん、愛知会友のmarucoさん、筆者べべポポの3人は佐久島の民宿に泊まりました。

前回の記事はスケッチ会終了時のところまでなので、その他をリポートしますね。


こちらはスケッチ会の当日朝に前泊していた魔女メグさんのお手製メッセージ。

前回の記事でアップするのを忘れていました。ごめんなさい。

魔女メグさんは今回2泊されたので、後から来た私たちにわかるように作ったのです。

嬉しいですね。  ↑

さて、時はスケッチ会の終了した午後、解散後なのですが、参加されていたイギリス人のリーさんが茶室カフェを佐久島でオープン予定ということで、ひと足早く現場を見学させて頂きました。

場所は佐久島の西港エリア。私たちは3人東港近くの民宿に自転車を借りに行き、ワクワクしながら訪問しました。


古民家を改修して少しづつ準備を進められています。

なんと、スケッチ会に参加していた家具職人のしんぞうさんとリーさんの二人で話し合いながら建物を作っているのです!!      ↑

リーさんは茶道具の作家さん。

日本の茶道に興味をもたれ、茶室を作るのが夢だったそうです。

佐久島のある愛知県西尾市は抹茶の産地でもあるので、市内でお抹茶をいただく機会が多く、それがひとつのきっかけになったそうです。

茶匙やお茶碗、かんざしまで!繊細で丁寧な仕事が素晴らしい!

空き家となった古民家から出てきた囲炉裏の燻された古い竹、和ダンスから出て来た古い着物、欄間などの建具など美しい木目を生かして茶道具やカフェの内装に生まれ変わらせます。

佐久島の竹の根っこを彫って漆をかけた抹茶茶碗など、どれも素敵なものばかりでした。

茶道にハマっている魔女メグさんは目を見張るようみひとつひとつ手に取って観ていました。     ↑

こちらはお茶室の内部。元々の土壁を崩して練り直し、また左官作業。

戸は使われていなかった扉を代用していい感じに仕上げています。    ↑


茶室の天井は暗くなりすぎないように自然光を取り入れる穴を空けています。↑

「明日は入口の扉をつけるんだ」、とリーさん。茶室カフェの前でポーズ。

高台にあり西港が見下ろせる絶好のロケーション。

とにかく凄くて私たちは感動しました!日本の古き良き物を大切にしなければ、と改めて思うのでした。

茶室カフェがオープンしたらまた佐久島に来て覗かせてくださいね!


さて、陽は随分傾き、東港近くの民宿にチェックインした私達は夕食前に夕陽を観にぶらり散歩。佐久島から突き出た桟橋から振り返ると宿の方角は夕焼けで染まっています。↑

夕陽をスケッチ。どんどん沈んで行くので慌てて描きます。

ちょっと雲が邪魔しているけど綺麗です。↑

桟橋にあるアート作品のイーストハウスの隙間から。

いつも夕方は帰る船に乗り遅れないようにとバタバタしていますが、この日は

泊まるのでこんなにゆっくり夕陽を見るのは初めてです。

民宿での夕食。

この他にも次々海鮮が出され嬉しい悲鳴です。

蛸にサザエ、アサリ、大アサリ、メバル、地の魚・・・!

食べ切れない〜と言いながらも魔女メグさんはご飯もおかわりしています。(笑)

民宿のご主人は漁師さんでもあるので毎日メニューが違うそうです。

魔女メグさんは前夜蟹も食べたのだとか。               ↑


さて、翌日。

朝ご飯もたらふく食べた後は各自好きな場所でスケッチです。(夜あんなに食べても不思議と朝食はすんなり入る!)

スケッチ会は昨日だけでしたが私達は泊まり組なので午前中は自主的にスケッチという訳です。また自転車を借りて島の中を横断します。  ↑

私は西エリアに自転車で向かいましたが、坂がキツくなり、日差しもかなり強くて、日陰を求めて佐久島クラインガルテンへ。  ↑


佐久島クラインガルテンとは佐久島の庭という意味ですが、こちらは島外の人が

短期移住できる施設です。短期と言っても5年更新で、10棟ほどの綺麗な戸建が並んでいます。畑付きで必ず野菜を自給自足するのが条件ですが、管理棟やバーベキュー施設もあり快適な移住生活ができそうです。週末利用の人もいるそう。

私がいるのはバーベキュー施設のベンチ。クラインガルテンをスケッチしました。 ↑


その頃marcoさんは島の白山社の方でスケッチをして、その後は自転車でぐるぐる、アート作品や藻場の再生ボランティアに来ていた方の活動風景などの画像を送ってくださいました。あ、アート作品に小さくmaruco♂さんが写っている!(わかりますかね?) ↑



藻場の再生作業。アマモを増やし水質を浄化して佐久島の海を豊かにする活動です。

島外からボランティアさんがたくさん来ていました。       ↑


その頃魔女メグさんは何処かな〜と電話すると東エリアの筒島の桟橋の手前にいるとのこと。筒島は歩いて渡れるので行ってみようとなり、私は東エリアに向かいます。

これは魔女メグさんの港の船のスケッチ。  ↑

佐久島と繋がっている小さな筒島。

釣りをしている方が多かったです。

合流してまずは手前でスケッチ。

魔女メグさんはこの日はお着物姿!

なので自転車は諦めましたが、足元気にせず歩きます。歩きやすいサンダルを合わせたから大丈夫。 

このあと筒島の弁財天を見てまわり、marucoさんと合流。

お昼ご飯どこにしようかな。                ↑                           

短時間スケッチ、私のですがまだまだ未熟ですね。(汗)

でもスケッチブックが佐久島の風景でうまっていくのは嬉しいものです。 ↑

お昼ごはんはエビフライにしました。

ランチしたお店に5年前の映画のポスターが貼ってありました。

佐久島がロケ地でした。主役は立川志の輔さんだったんですね。  ↑

午後はスケッチブック展会場へ。

gallery &shopはる雲は13時開店なのです。


今回のスケッチ会は初めての試みで、宿泊もして佐久島を存分に味わいました。

筆者は佐久島展の主催者なので他の日も日帰りで何度か足を運びましたが、

本当に素敵な島です。自然豊かで不便さもあるけれど、また来てみたくなる場所だな〜と思いました。


スケッチブック展は佐久島で今後も開催してみたいので是非その際は足を運んでみてください!!

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